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乳幼児に乳酸菌製剤を飲ませる際の盲点

乳幼児の下痢便秘によく使われる乳酸菌製剤。ラックビー微粒Nとかビオフェルミン配合散、ミヤBM細粒とか色々あります。それらの添付文書にも書かれておらず、医師・薬剤師からの説明や薬剤情報提供所にも全く出てこない注意点が一つあります。

特に、乳幼児に飲ませる際に気を付けないといけないのですが。恥ずかしながら、私も子供の下痢に乳酸菌製剤が出て、それを飲まそうと思って気づいた事です。それは・・・

乳酸菌製剤を熱湯に溶いてはいけない

という事です。考えてみれば当たり前ですが、気づかないと一生気づかない盲点でした。
これに気づいた経緯ですが、可愛い子供にはなるべく生水ではなく、湯冷ましを与えたいもので。しかし、丁度湯冷ましを切らしてしまっていて、面倒なのでお湯を沸かして、熱湯状態の所に乳酸菌製剤を入れて飲まそうとしてました。お湯に乳酸菌を入れる直前、「あ!」と気が付きまして。

乳酸菌製剤って、熱湯に入れると失活する!!

慌てて添付文書を探してみても、何処にも熱湯で服用しないように、との記載を見つけることはできませんでした。タンパク質変性が60度以上なので、飲む際はそれ以下の温度の水に溶かす必要があります。効かない薬飲ませても意味ないですからね。自分の指にお湯をかけて、耐えられたら60度以下と判断して溶かし、耐えられなかったら60度以上と判断してもう少し待つようにしています。

皆様もお気を付けください。

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