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妊娠・出産後にアレルギ-症状が出るパターンが多い


おはようございます。今日は「妊娠・出産後にアレルギ-症状が出るパターンが多い」という内容で記事を書こうと思います。というのも、妻もそうですが、私の実妹も出産後にアレルギーが悪化して苦しんでいます。よく「妊娠出産後に体質が変わる」という話を聞かれると思いますが、私はそれだけではないと思っています。その辺りも含めて、以下に説明して行きます。今日の記事は「コツ」や「方法」ではありませんが、読んで頂いた中で、何かしらヒントになればと思います。

☆妊娠・出産を経験する事で、体質が変わる。でも、具体的には?

 これは、昔から言われている話です。「妊娠・出産で女性の身体が変わる」というのは、現代でも受け入れられている話です。しかし、何処がどう変わったか、と言うと、はっきりと西洋医学的に解っていない事が多いように思います。それらの解らない変更点もひっくるめて「ホルモンバランスが変わった」「自律神経が乱れやすくなった」という言葉等でまとめて説明されているケースが多いです。しかし、その説明は治療の本質から逃げているような気がして、私は好きではありません。もう一歩、中に踏み込んだ事をしてほしいと思っています。

☆変わるのは体質だけじゃなくて、生活パターンも激変する

恐らく、体調が崩れる理由を「体質が変わった」と言う事に纏めるのには、少し無理があるような気がします。というのも、見出しにあるように、変わったのは体質だけではなく、生活パターン等、身の回りの環境も激変しているからです。その激変の方向は、「必ず」
大変な方向に変わっています。その辺りも考えないと、妊娠・出産からの体調変化を上手く説明できないのではないでしょうか。

☆世話をする事で身体に疲労が蓄積する

 赤ちゃんの世話、それに続く育児が生活に加わる事で、神経の擦り減り具合が子供が出来る前に比べて大きくなります。なので、そちらにどうしてもエネルギーを割かざるを得ず、自分自身の事だけをすればいい状態でいられなくなる事で、疲労が徐々に蓄積していくと考えられます。

☆ストレスと体質変化で、身体に毒が溜まりやすくなる

 疲労蓄積からの関連で、身体に元気がなくなり、新陳代謝が落ちると、その影響でストレスが身体から排除されにくくなります。また、出産による身体へのダメージと合わさり、身体に毒(老廃物)の蓄積が起きやすくなります。漢方の分野では「お血(おけつ)」と呼ばれる血の毒です。このお血が、アレルギーを引き起こしている原因ではないか、と私は考えています。

☆婦人病は血の道証と昔から言われる所以

 婦人病は、体質変化が大きく、男性の数倍治療が難しいと言われます。その原因の一つが「血の道証」と呼ばれるものです。先ほどの見出しの最後に出てきた「お血」が原因となり、種々の症状を出してきます。なので、アレルギー反応等は、「お血」による影響があると考えざるを得ないと言えます。それはまた、婦人病自体が「血の道証」と言われる理由にもなります。

☆では、どうすればいいか

 では、「原因が解っているのならその原因を除けばいいのではか」、と思われるかもしれません。しかし、それは安直で、その「毒取り」を行うまでに色々と下準備が必要になります。お腹の調子が悪かったり、身体が冷えていたり。色々とそれぞれの体質体調にあった方法が取られるので、一概にどれが良いとは言えない側面があります。しかも、その順番を間違えてしまうと、身体を逆に壊してしまう危険性があります。現代の漢方家と呼ばれる方々は、この部分を軽視している為、漢方薬による被害が後を絶ちません。

☆西洋医学、漢方医学での方策を考える

西洋医学では、結局のところステロイド治療が標準になりますが、原因が除かれていないのでステロイドを止められない事になります。かといって、漢方で良い方法がそこまで考えられる訳でもないので、悩ましい所です。只、一応、漢方医学には治療原則がありますので、私が行うとしたら、それに則って治療をしていく事になります。

☆漢方の治療原則

 どんな病気でもそうですが、漢方には治療原則がありますので、それに則ることで治療を進めることが出来ます。具体的には、

①冷えを治す
②胃腸の調子を良くする
③毒を取る

の順番で行います。この順番を守って治療を行えば、失敗は少ないとされている方法です。まあ、この方法が正解という訳ではなく、結局のところ、出産後の体調によって「どれを選ぶか」というのが大事になってきます。もっと簡単に、万人に対して良い治療法があれば良いのですが、中々上手くは行きませんね。自分の未熟さを感じます。

 今回の記事のような「妊娠出産後のアレルギー」等の話を聞くと、何とかしてあげたいなあと思いますが、中々万人に良いというものが中々見つかりません。まだまだ私の
勉強不足です。また、何か解りましたらこのブログにでも記事にしてUPしようと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

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