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【子供のアレルギー治療】やはりお腹の調子を戻さないと駄目っぽい

昨日今日と休みでしたので、少し時間を使って色々と私の子供のアトピー、喘息の治療を考えていました。病院の治療は、結局「成長に任せて」という感じで場当たり的なものがほとんどです。西洋医学的には仕方ないのかもしれませんが、もう一歩踏み込んだ治療というのは中々今の治療体系では難しいのかもしれません。簡単に書くと、今の私の子供の西洋医学のアトピー&喘息治療は以下の様になります。

☆アトピー
・部位と症状別にランク分けされたステロイド外用剤の塗布
・乾燥部分には保湿剤
・アレルギー止めの内服(抗アレルギー作用のある抗ヒスタミン剤)

☆喘息
・ステロイド吸入剤(発作予防)
・アレルギー止めの内服(ロイコトリエン拮抗薬)
・気管支拡張剤(発作時頓用)

抗アレルギー剤はそこまでカッチリ効くわけじゃないので、基本は両方ステロイドになります。ですが、この治療を続けていても・・・というのは感じます。只、だったらなぜこの治療を続けているかというと、アトピーの場合は皮膚の苔癬化、喘息の場合はリモデリングによる難治化を避けたいというのが理由としてあります。どちらかを立てればどちらかが上手く行かない。頭が痛いです。

悩んでいても仕方ないので、ここから先の「根治につながる治療をどうすべきか」という部分を考えることにしました。今の所、西洋医学的治療では根治に関しては難しいと私は感じています。中々「これは!」という治療方法も無いですし。逆に、漢方の場合は治療法がありすぎて、どれを選ぶか解らないというパターンに陥ります。こんな事言って良いのか解りませんが、巷で出る漢方処方の99%は間違いです(薬局で毎日処方箋を見ているのですが、患者さんの状態に合った漢方処方というのはほぼありません)。「証」という漢方の治療指針といいますか、見立てが間違っているからですが、現在では本当の漢方を教える先生が居なくなってしまって野放しになっているのが現実です。問い合わせしても「良いからそのまま出せ」と言われるか、煙たがれるだけですし。

話が横に逸れてしまいました。子供の根治に関してそんな状態なので、自分で対処するしか無さそうです。考えてみますと、私の子供は、食べているのに栄養が吸収されていないようで、身長体重も年齢下限ギリギリです。食欲はあるのですが、便の中に食べ物がそのまま出ている事もあります。なので、疑うのは裏寒という身体内部の冷えか、脾虚と呼ばれる胃腸の不調です。裏寒については、気を付けているので今のところは問題ないと思います。となると、脾虚が臭いです。

 そういう感じで漢方の証を立て、子供に漢方薬の一種である「四君子湯」を飲ませる事にしました。食べても食べても下痢軟便で出てしまう、という場合は栄養素の吸収不全が考えられますし。吸収不全となると、タンパク質の分解が上手く行かず、ペプチドのフラグメントが血中に入り、それがアレルギーを引き起こしている可能性があります。

 今日は取りとめもない記事といいますか、日記?エッセイ?みたいになってしまいましたが、「一度、子供のアレルギーに対して長期的に漢方(四君子湯)を飲ませてみて、根治を狙ってみようか。」という内容でした。またしばらく飲ませてみて結果を書こうかなと思います。

同じように子供のアレルギーに悩まされている方、お互いに頑張りましょう。少しでも参考になれば幸いです。

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