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【心に響く言葉】正しい思考と行動を身につける


 おはようございます。今日は【心に響く言葉】シリーズです。この「正しい思考と行動を身につける」は前にもご紹介したウォーレン・バフェット氏の言葉です。一見、変哲もない言葉ですが、問題は「人間が習慣の生き物」という所にあります。要は、癖を正すという話です。この辺りについて、考察していきたいと思います。

☆癖の怖さ

癖と言うのは、私たちが思っている以上に怖いです」。ついつい、いつもの方法を取ってしまう、いつものパターンになってしまう。そういう事はよく経験する事です。「ついつい」してしまうという事は、自分が楽に流せるパターンがその方法、その癖という事になります。ビジネスシンキングで言う「フレームワーク」と言うやつですね。ある程度、そのフレームワークは大事で、これが存在する事で日常動作や生活を苦労せずにこなす事ができます。
 しかし、裏を返せばこの「癖」「フレームワーク」は「止めにくい」という欠点を持ちます。「ついつい」食べ過ぎてしまう、「ついつい」悪い事をしてしまう等々。これが一回ならまだ良いのですが、それを繰り返してしまう危険があります。人間の悲しい所ですね。で、その繰り返した結果、とんでもないことになったりします。所謂、福利効果というやつです。

☆福利

 福利効果とは何か?こんな話があります。昔、アベノミクス最初の頃、「物価上昇率が1年で2%目標」と言われていました。「じゃあ、10年で20%物価上がるのかな?」と思ったのですが、違います。これは福利効果によって、121.8994%となります。要は2%増えた分に対して2%かかるので、最初の100(%)にかかるのは1回だけです。
ですので1.9%余計に物価が上がる事になります。2%でこれなので、これが例えば10%や20%ではどうなるでしょうか?行動なら?
 これを考えた場合、ウォーレン・バフェット氏が「正しい思考と行動を身につける」という事が正しいとよく解ります。
 

☆矯正には手間と時間がかかる

 話を元に戻します。福利効果を考えた場合、癖を直すというのはどのような効果があるか想像できると思います。さて、この癖を直そうと思っても「簡単に直るじゃないか」とは思わない方がよいです。この「癖」というものは自然と出来上がった場合が多いので、それを直すのには継続的な努力が必要となります。なので、もし悪い癖を見つけた場合は、出来るだけ早急に直した方が良いです。

☆正しい思考と行動とは?

 最後に、「正しい思考と行動」について書きたいと思います。「人それぞれその定義は違う」とおっしゃる方も見えますが、共通するポイントがあります。一つは「上善は水の如し」です。以前お話させて頂いた記事になりますね。

【心に響く言葉】上善は水の如し
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 また、その他にも「思いやり」に満ちた行動を取るというのも大切なポイントになります。後は、「人の為になる事をする」、「悪い事をしない」等、良心に沿った行動が正しい行動と言われるのではないでしょうか。

 以上です。少しでも参考になれば幸いです。

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